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民法よくあるQ&Aセッション

岩浪弁護士事務所

岩浪弁護士事務所

カテゴリー:法律
岩浪弁護士事務所では2005年に設立されて以来、広範囲での法務サポートを提供させていただいています。 民事訴訟の経験を活かし、皆さんのビジネスや財産を守るお手伝いをさせていただいています。

コラム一覧

  • 10/01/18
    会社運営について(二) 前回は会社の立ち上げの際に必要になってくる手続きについてお話しましたが、今回は会社を維持していくために必要な手続きについてお話したいと思います。多くの方が会社を立ち上げる理由の一つに事業を会社責任で行い、個人責任を避ける、すなわち、自宅や自分の資産をビジネス上の債権の対象から外したいということがあります。この目的を達成するには会社の登録をして、会社名義でビジネスを行うというだけでは不十分です。会社..
  • 09/17/18
    会社運営について(一) ビジネスを始める際に、会社を立ち上げる方が多々いらっしゃいます。それ自体は悪いことではないのですが、会社を「立ち上げ」っぱなしというのではせっかく設立した会社が全く機能していないことになります。今回は、会社を立ち上げた後のことに触れたいと思います。カリフォルニアで会社を立ち上げるには立ち上げ資金の最低投資額というのは法的にはありません。会社を立ち上げるときには、州に定款を提出します。カリフォルニア..
  • 06/11/18
    遺産相続法について - Estate Planning Estate Planという言葉を聞いたことのある方はあまりいないと思います。その反面、リビングトラストという言葉は聞いたことのない方の方が少ないと思います。Estate Planというのは自分の財産の使い道、遺産の分配方法、自分の身になにかあった時に自分自身や未成年の子供についての決断を誰に任せるか、などを予め決めておく(プランしておく)ことを言います。リビングトラスト、遺言状、リビングウィルな..
  • 05/29/18
    契約法・初歩編 - Contract アメリカは契約の国とも言われます。その理由は違う文化を持った移民たちが日々の暮らし、ビジネスをするうえで、契約という約束事をしておかないと、皆がばらばらの言動をしてしまい、生活やビジネスが成り立たないからだといいます。契約とは個人同士の取り決めごとで約束を破ったからと言って罪になるものではありません。約束をを破ること、つまり契約違反によって発生するのは賠償金支払いです。では、この約束又は契約はどの..
  • 05/14/18
    雇用契約について - Employment Law Q. 今まで、一人で事業をやってきました。顧客も定着してきてそろそろ従業員を雇おうかと思っています。法的にはどのような手続きが必要ですか。A. 従業員を雇う際、個人経営者は正式な雇用契約書なしに従業員採用をすることが殆どです。従業員を雇う際に正式な、書面での雇用契約書は法的には必要ではありません。然しながら、簡潔であっても雇用条件、仕事内容等を書面にしておくことをお勧めします。雇用契約書があると採..
  • 04/30/18
    ビジネス・スタート・アップ講座 - Corporate Law ここサンディゴ、又はカリフォルニア州でビジネスを始めるにあたって、最初に考えなければいけないのは、どんな形態でビジネスをするかということです。形態の種類は大まかに分けて、会社(LLC)、パートナシップ、個人営業があります。どの形態がよいというのはビジネスの内容やビジネス展開によって変わってきます。この「場合によって変わる」というのは法律の世界では珍しくないことで、「自分の場合はどうなのか」という答..
  • 04/16/18
    労働災害(労災)について - Workers Compensation Laws Q: 労災はどんな時に適応されますか。A: 労災は「従業員」が「職務中に」した怪我や病気に適応されます。「従業員」とは「雇用主に雇われて働いている人」をさします。たった一日の日雇い・ヘルパーでも多くの場合「従業員」と見なされます。「勤務中」とは「雇い主の命令、又は仕事の一環として行動している時」のことを指します。雇い主が必ず出席するようにと指示した会社主催のピクニックも「勤務中」と見なされます。そ..