Los Angeles Town

 

学生ビザ（F1ビザ）では就労が制限されており、卒業後にそのまま働くことはできません

 

就労ビザ（H-1Bビザなど）を取得するには、雇用主のスポンサーシップなどが必要で、

それはなかなか難しいです。

 

 

そこで、留学生の夢を叶えるのに有利な制度として存在するのがOPT (Optional Practical Training)です。

 

OPTとは、学生ビザのまま、自分の専攻分野に

関連する仕事を行うことを許可される制度です。

 

OPTは、留学生にとって、アメリカでの就職活動や

キャリアアップの貴重な機会となります

 

今回のブログでは、OPTについての予備知識や、

取得条件などについて、詳しく解説していきます！

 

 
○Pre-completion OPT: 
卒業前に利用できる制度
アメリカの大学や大学院などに

一年以上在籍した後に申請できます。

学期中は週20時間以下、

夏休みなどの休暇中は

フルタイムで働くことができます。

 

卒業後に利用できる制度

アメリカの大学や大学院を卒業後、

12ヶ月間自分の専攻分野に

関する仕事を週20時間以上、または

フルタイムで行うことができます。

 

STEMの分野

STEMとは、Science, Technology, 

Engineering, and Mathのことで

この分野で学位を取得した学生が、

Post-completion OPTの期間を

24ヶ月間延長できる制度です。

 
基本的に、OPTの期間は最長12ヶ月間ですが、その期間はPre-completion OPTとPost-completion OPTの合計で12ヶ月となります。
 
例えば、Pre-completion OPTで3ヶ月働いた場合、Post-completionの期間は12ヶ月ではなく、9ヶ月になります。

 

 ・アメリカの大学（準学士、学士、修士、博士）または、

 

・*OPT申請可能なCertificate Programを修了していること。

 

・専攻分野と関連する仕事に就くこと。

 

・週20時間以上の労働。

 

・90日以上の失業期間がないこと。

 

・OPT開始前にI-765（就労許可申請書）を申請し、EADカード（就労許可証）を取得すること。
 
*Certificate Programは英語を学びながら、
ビジネスなどの専門的な授業を
受講し単位をとることで、
Certificateという大学の公式修了証を
取得できるプログラムです。
 
このようなプログラムは Extension Programと言われるものが主で、AJIではカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)や南カリフォルニア州立大学(SCSUE)を扱っています。

 

 

 

学校の留学生オフィスに

OPT申請の意向を伝える

 

ー＞　I-765を記入し、

必要書類を準備する

 

ー＞　USCIS（米国移民局）に

I-765を提出する

 

ー＞　EADカードの発行を待つ

 

・I-765（就労許可申請書）
・I-20（学生ビザの証明書）
・I-94（入国記録）
・パスポート
・F-1ビザ（学生ビザ）
・2枚のパスポートサイズの写真

 

 

 

 

・OPTの期間中は学生ビザのステータスを維持する必要がある

 

・OPT期間中は90日以上の無職期間があると、ビザの失効の可能性がある

 

・OPT期間満了後は、アメリカから出国するか、H-1Bビザなどの就労ビザを取得しなければならない

 

 

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いかがでしたか？
以上がOPTに関する解説でした！
 
少し規則や申請方法は複雑ですが、アメリカで働けるのはとても嬉しいですよね
 
留学中に培った知識を活かして、アメリカ社会で実務経験を積むことで、将来のキャリアを切り開く貴重な機会にもなると思います！
 
自分も後悔のないようにしっかりと準備をして、OPTに臨みたいと思いました