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コラム Column

アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

体験談vol.1 Mさんのアメリカ看護留学体験記

<プロフィール>Mさん (31歳)

職歴:総合内科4年、ICU1年半



大学を卒業後看護師として就職しました。大学時代に海外でボランティア活動をした経験から、海外での看護師としての活動に興味を持つようになりました。病院で経験を積み、自分の将来像を考えていく中で、徐々に海外で働きたいという思いが強くなりました。英語を話せれば世界中の多くの人とコミュニケーションがとれるようになると考え、留学のため病院を退職しました。医療に関わっている知り合いがグアムにいたことから、まずグアムへ語学留学しましたが、実際に行ってみると様々な壁がありアメリカで看護師になることの難しさに直面しました。そして、今後アメリカで看護師として働くにはどうしたらよいのか悩んでいた時にアメリカ看護様に出会いました。
Mさんの今までの体験談はこちらからご覧いただけます。

アメリカ看護学校卒業しました!
先日、入学当初の予定通り、6タームを終えて無事に看護学校を卒業することができました。1年半はとても長いだろうと思っていましたが、実際に終わってみるとあっという間だったように感じます。COVID-19の影響で様々な困難があった中でここまでこれたのは星さんやアメリカ看護の皆様に色々とサポートをしていただいたおかげだと思っています。

私は1ターム目のみ学校に通うことができましたが、2ターム目からは全てオンライン授業となってしまったため、最初のうちは慣れない状況に大きなストレスを感じていました。しかし、ターム終了毎に星さんと面談をし、心配な点や不安な気持ちなどをお話させていただく機会があったことが大きな支えになりました。また、このような難しい時期に様々な困難に直面したからこそ、他国で暮らしていくために必要な柔軟性を身に着けていくことができたのではないかと思います。COVIDの影響もあり、在学中に日本に一時帰国することはあきらめていましたが、星さんの助力もあって無事に一時帰国をし、リフレッシュしてアメリカに戻って来ることができました。私の表情などを見て星さんから一時帰国を提案してくださったので、本当によく見て気にかけて下さっているんだということを感じました。

4ターム目と6ターム目には実習科目もありました。以前の体験談でも書かせていただきましたが、アメリカでの実習は日本と違って学校が色々と手伝ってくれるわけではないので、学生一人一人が実習担当の方とこまめに連絡をとって日程調整をして進めていかなければいけません。また、その連絡も上手くとれず、難しさを感じる場面も度々ありました。以前の体験談でもお話しましたが、実習場所が決まらずに焦っていた時に私は星さんに実習場所を紹介していただき、学業のサポートという面だけでなく、精神的にも大きな助けになりました。

実習を通して、アメリカで実際にどのように医療が行われているのか、そして看護師がどのように現場で働いているのかということを知ることができ、とても良い経験をさせていただいたと思っています。また、オンライン授業によってなかなか会うことのできなかったクラスメートや先生と実習先で会うことができたのも嬉しかったです。各タームで不安や疑問に思ったことをその都度相談させていただいたので、毎回安心して次のタームに臨むことができました。また、入学当初はグループワークのことなどでも少し悩んだことがありましたが、星さんとお話させていただいたことで、自分がやっていることは間違っていないからそのまま頑張ろうと前向きな気持ちを持つことができました。

この1年半、日本にいたらできない様々な経験をさせてもらったと思います。また、看護学校での経験を通して、日本で培ってきたものとはまた異なる視点を持てるようになったように感じます。これからは、学んだ全てのことを生かしてより一層良い看護が行えるように頑張っていきたいと思います。

NCLEXってどんな試験? CGFNSとは?
NCLEX (National Council Licensure Examination)とは、日本で言う看護師国家試験のことです。

正看護師 :THE NATIONAL COUNCIL LICENSURE EXAMINATION FOR REGISTERED NURSES(NCLEX-RN)
准看護師 :THE NATIONAL COUNCIL LICENSURE EXAMINATION FOR PRACTICAL NURSES(NCLEX-PN)

NCLEXについて、詳しくはこちらをご覧ください。

私は5ターム目まで日本に一時帰国していたので、アメリカに戻った後、6ターム目に入ってすぐにNCLEXを受験することに決めました。以前から少しずつNCLEXの勉強はしていたのですが、受験日を決めるまではあまり集中して勉強をすることができていませんでした。NCLEXの勉強が思ったように進まなかった時や、受験日を悩んでいる時に過去の例などを挙げて相談に乗ってもらいました。星さんに笑顔で「絶対大丈夫!」と言っていただいた時は本当に大丈夫だという気持ちになりました。

受験日を決めてからテストを受ける日までは時間が許す限りひたすら問題を解いて、間違った問題の復習をするということを繰り返しました。教材としては、私は最初にSaundersを読むところから始めました。しかし、私の場合、ただ文章を読んで覚えるよりも問題を解いていく中で間違えた部分を復習し覚えていくことの方が合っていたため、UWorldというアプリを購入し、ひたすらその問題を解きました。たくさん問題を解くことによって知識を増やすだけでなく、問題の傾向や解き方も理解していくことができるので、多くの問題を解くことをお勧めします。受験直前にはUWorldの問題がほぼ正解できるようになっていたので、違う会社の出している問題を解きましたが、基本的にはUWorldに絞って勉強をしました。NCLEXの日が近づいてくるにつれて緊張と不安が強くなっていきましたが、受験前日は十分な睡眠を取るように心がけました。試験中は、私が予想していたよりも複数選択問題が多く出題されたので少し動揺してしまいましたが、落ち着いて一問一問丁寧に取り組むようにしました。75問で試験が終わった際には全く受かった手ごたえがなかったので、駄目だったのではないかだったのではないか…と結果が出るまで不安な日々を過ごしましたが、無事に合格することができていました。NCLEXは試験範囲も膨大ですし、英語という難しさもあるのでいくら勉強してもなかなか受験をする決心がつかないかもしれません。しかし、今回の経験を通して、ある程度問題が解けるようになったと感じたら試験日程を決めてしまって、そこに向けて最後に集中して勉強することが良い方法かもしれないと感じました。




アメリカ看護の星さんと初めてオンラインで面談をさせていただいた日から今日まであっという間だったように思います。

私が落ち込んでいる時、焦っている時、悩んでいる時、いつも笑顔で元気づけて下さってありがとうございました。学校も無事に終わり、いよいよアメリカで看護師としての一歩を踏み出すことになります。

これからも様々な困難に直面することになると思いますが、前向きに頑張っていきたいと思います。宜しくお願い致します。

 

写真提供元:by アメリカ看護