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コラム Column

アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

Kさん アメリカ永住権取得体験談

Kさんの前回の体験談
「アメリカで医療の道を歩むことを決める」はこちらから
 
Kouichi san
写真提供元:by アメリカ看護
 
 
私は2021年永住権取得し現在は2つの職場で働いています。今振り返ってみると、一番不安だった時期は面接の日時を待ち続けたことです。あの頃は、不安になった時や心配な時はジムに行って何も考える事が出来なくなるまで筋トレをしていました。僕が知る8割の永住権申請者達は永住権取得をゴールに設定しているようで、全てがその場しのぎの行動や働き方が多く、いつもその先の事を考えて行動はしていません。その場しのぎと言うのは、特に永住権取得以外の目標は設けていないので、仕事中もただ時間が過ぎるのを待つばかりで戦力になろうとせず、休日もゆっくり寝てダラダラ1日を過ごすような何一つ生産的でない行動の人が多く感じます。常にそのような周りを目の当たりににしていたので、僕は全く正反対の事をして過ごしていました。とにかく全力で仕事をして、休日は朝5時から筋トレして8時から洗濯や買い出しなどのやらなくてはならない事を全て終わらせます。12時には全てが終わっているので、それから勉強をして夕方は友達とスポーツを見て夜10時には寝ていました。こんな生活をしながら、永住権申請し指紋を取りに行き、労総許可証を取得したのはそれから2か月後でした。

面接を終えてからの10ヶ月間、移民局(イミグレーション)からの連絡は全く無く、毎日オンラインサイトで自分のステータスを確認していましたが、いつも同じ画面が表示され続けていました。弁護士からは、コロナの影響で全てがスローなので待つしかないと言われてきましたが、プラスに考えていると労働許可証があり合法的に働きながら生活する事が出来たのでそこは助かりました。

 

このコロナ渦中で、永住権申請を考えている人にとって、労働許可証(ワークパーミット)を取得できる時間まで、そして、永住権取得まで数年というのは長く思えるかもしれません。しかし、私の周りにいる人は皆そうですが、基本的にグリーンカード取得は10年掛かると言われています。その為、私の数年間というのは、かなり早い永住権取得だったと言えます。

 

永住権取得までの過ごし方は人それぞれですが、これだけは言っておきたい事があります。

それは永住権取得をゴールに設定しない事です!!

むしろ永住権取得はアメリカで何かを始めるスタート地点だという事です。

永住権”グリーンカード”は簡単に言うと、アメリカに合法的に住み、合法的に働く事のできる権利です。ぜひ取得までの時間を、取得後の人生に活かせるように使って頂きたいです。自分のやりたい仕事のスキルを自分で磨く事や、何かのライセンス取得に向けて勉強をする事がとても重要だと感じています。只今申請中の方々は不安な気持ちと戦い、辛い日々を過ごしていると思いますが、少しでも前向きに考える事と、毎日全力で生きていく事は忘れないでほしいです。

 

最後にこの場を借りて、

本当に、不安な気持ちが常にありましたが、何とか永住権を取得する事ができました。アメリカ看護の皆さん、そして、常に不安な時にいつも快く相談にのって下さった星さん、本当に有難うございます。アメリカ社会では、正直に言えば弁護士も含め、直ぐに対応してくれることはありません。そんな中、スピード感のある対応をして頂きとても感謝しています。

これからも家族ともども宜しくお願い致します。