Los Angeles Town

ロサンゼルス
日本

ロサンゼルスタウンがゆく!

2024年12月31日をもってTowns Walkerのサービスを終了します。ご愛顧いただきありがとうございました。

コラム Column

アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

K.T. さん (4) ターム終了、コロナ中でのアメリカ看護大学の実習

 
~アメリカ看護大学在学中~ ターム4終了
前回の体験談はこちら
 
★看護大学実習について★

今回のタームでは初めて実習(リーダーシップ)がありました。
その実習のための必要書類(ワクチン接種証明など)は入学時に既に提出しているにも関わらず、“確認中”と言われ続けて5週間程度実習開始を待たなければなりませんでした。また、ターム開始から4週目に、入学時に実習のために必要だと言われた書類だけではなく追加書類が必要(その書類提出までは実習開始不可)だと言われたこともありました。メールや電話、授業の講師経由で直接学校へ問い合わせたりしても時間がかかったのは、提出した書類の一部の控えを自身で保管していなかったことも原因だと思います。結果的に、学校への電話で「今すぐに送って欲しい」事を強調して受け取ることが出来ました。しかし、提出済みでも未提出だと言われたり、提出した書類の中に含まれているにも関わらず検査項目が抜けていると言われたりすることもあるので、“念のため”という意味でも、全ての提出書類は控えを保管しておくことをお勧めします。
今回の場合は私だけでなく多くの生徒の実習参加書類確認に時間を要したため、ほとんどがオンラインシュミレーションで済まされてしまいました。実際に対面で行えた実習は、長期療養施設での健康管理イベントと、ドクターズオフィスでの実習でした。長期療養施設では母国語(中国語/韓国語など)しか話せないという方が多く、出来る限り簡単な英単語を身振り手振りで伝えてコミュニケーションをしました。通訳の方もいましたが、このような環境でコミュニケーションをとる難しさや、看護師としてケアを提供する際にどのように介入出来るか考えるきっかけにもなりました。
オンラインシュミレーションでの学びも多々ありましたが、私にとってはデメリットしかありませんでした。中にはは実習先までの時間や交通費節約になるという考え方も出来るかもしれませんし、机上のシュミレーションで学ぶこともありますが、日本で働いていた期間もリーダーとしての経験がないことや、在学中に最低限の経験を積んだり、アメリカの医療現場の実際を知っておきたかった私にとってかなり残念な結果になりました。次のタームでも別教科での実習があるので、そこで実際に経験出来るよう積極的に動いていきたいと思います。
 

★英語について★
未だ波はあるものの少しずつ元の生活に戻りつつあるロサンゼルスですが、看護大学入学時からオンライン授業が継続されています。授業によって様々ですが英語を話す機会は圧倒的に少ないですし、外に出て英語を話す機会を増やすべきだと痛感しています。
アメリカ看護提供の英会話クラスは今も継続して看護大学の授業のサポートも含め内容をより現地の医療に合わせて受けています。次のタームでは、地域で開かれているイベント等に参加して、もう少し英語を話す時間を増やしていけるようにしたいと思っています。
 
アメリカ看護 留学体験談
写真提供元:by アメリカ看護