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コラム Column

アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

日本で働く外国人看護師が目指すアメリカ看護留学

このところ、弊社には日本に来て看護師として働く人からのお問い合わせが増えています。母国ではなく日本で申し込みをするのは、どうやら外国人看護師の間で弊社のサポートが口コミで伝わっているからのようです。とてもうれしいことですが、ご相談の内容は日本人のクライアントさん同様に、いずれアメリカで看護師になるために、NCLEX書類作成や就労ビザ取得、家族そろっての渡航などで、やはり却下されたり、労働許可証は下りても永住権が取れず母国に帰ることができなかったりなどの問題が起こり、弊社にたどり着いた人も少なくありません。

日本で働く外国人たちが、アメリカで看護師を目指す理由は、「仕事で家族との時間が思うように取れない」「労働に合った賃金をもらえていない」といった相談が圧倒的に多く、日本での働き方に疑問を抱く人が増えているのではないかと思います。

今回は、現在日本で看護学生および看護師として働く各国の看護師たちをご紹介いたします。以下は、実際に弊社にお問い合わせをいただいた人からの相談内容です。

 

1. Aさん(中国国籍) 

Aさんは、何度も弊社とカウンセリングを重ね、昨年ようやく日本の看護学校に入学し、現在2年生になりました。日本の看護師資格取得後は、家族そろってアメリカ移住を計画しています。まずは日本の看護学校卒業と国家試験合格を目指し、同時に将来的にアメリカで合法的に働くためのビザについても考えながら、最終的にアメリカの看護師資格取得を目指し、帯同するご家族と一緒に渡米準備を進めることを目標にしています。

 

2.Bさん(アメリカ/日本国籍)

Bさんは、先ごろ日本看護師資格を取得したばかりです。アメリカで看護師になるための申請について調べていたところ、情報がとても限られており、体験談なども参考になるものがなかなか見つかりませんでした。独学で申請することも、どの書類をどのように記入することもよく分からず自信もありませんでした。そんな時、弊社でご紹介していた体験談の1つがBさんの境遇によく似ていたこと、そして弊社がカリフォルニア州への書類申請に対応していることを知り、NCLEX書類作成サポートをお申込み頂きました。Bさんは英語力はもちろん、バックグラウンドにも問題が無いため、カリフォルニア州での書類申請を進めました。勉強に集中したいと話す頑張り屋さんなので、一発合格を期待している1人です。体験談はこちら

 

3.Cさん(台湾出身)

Cさんは、日本の看護師としてすでに2年半働いています。日本の雇用体制や仕事環境を新人の頃から疑問に思っていたようです。しかし3年間の雇用は授業料返済もあり、辞めることができません。また貯金もあまりできないということでした。そんな状況の中、弊社にご連絡をいただきました。あと半年で授業料の返済を終了するので、その前にアメリカ看護師を目指すための最初の準備を開始したいとおっしゃっていました。早速4月後半にNCLEX書類作成サポートおよび2024年の「HWI看護師永住権サポート」の申し込み依頼があり、現在進めています。

 

4.Dさん(アメリカ国籍/タイ国籍)

3年後を目標にアメリカ看護留学を目指し、現在貯金と申請方法について調べているというDさん。アメリカで看護師をしているという日本人の友人から必要な書類について話を聞いたところ「〇〇の書類は不要」という答えが返ってきたそうです。ところがDさんが英語で書かれた州のサイトを見ると、真逆であることが判明。現役看護師だからといって、必ずしも適格なアドバイスが受けられるとは限らないと気付いたそうです。特に重要な必要書類については、最新の情報を持ち書類作成サポートで実績のある会社に依頼したい!ということでご相談を受けました。現在、弊社で書類作成サポート中です。

 

5. Eさん(アフリカの某国/日本国籍)

日本の看護師として4年間勤務しているEさん。アメリカで看護師をすることに興味があり、自分なりに各州の書類申請を調べていた折、知り合いを通してアメリカで看護師をしている日本人に書類について聞いたそうです。その際、書類申請が簡単な州はニューヨーク州だと聞き、その友人を通じて書類作成サポートを依頼したのですが、追加書類ばかりでいまだに受験すらできず、すでに3年が経過しているということでした。Eさんの場合、すでにNCLEX書類を申請しているため、申請済みの書類全てと個人情報が必要になります(無料相談ではそれをお伝えしたところで終了しています)。

 

6. Fさん(中国国籍)

アメリカで看護師をしている人に友人に、書類申請と就職状況について聞いていたFさん。Fさんはカリフォルニア州で働きたいという希望がありましたが、友人からはその人が住んでいるイリノイ州の書類申請についての情報を得ていたことが、書類を準備している時に分かりました。最終的にFさんは弊社に依頼されました。

 

◆ 星宣子から

近年、日本で外国人看護師が増えている状況を踏まえ思うことは、やはりビザの面やバックグラウンド、書類の審査をもっと慎重にしなければいけないということです。今回ご紹介した外国人看護師の中にも、友人やインターネットの情報に踊らされ、大金と時間を費やしただけの人もいます。

これまで10年以上にわたり、数多くの日本人のアメリカ看護留学をサポートしてきましたが、最初に提出する肝心な書類の重要性を完璧に理解していない人がとても多いと感じています。ひどいケースになると、改ざんした経歴や職歴、また成績まで独自に作成している人もいました。20年ぐらいであればそういったことはあまりありませんでしたが、今はびっくりするようなことを平気でする人が増えているように思います。嘘で固めた人は必ずぼろが出ます。過去にも、結局自分が目指したアメリカ看護師の道を閉ざされた人を多く見てきました。

外国人が日本に来て看護師の資格を取得するのは容易ではなかったと思います。勉強はもちろん、日本に来るお金を貯め必死に努力してきたのですから、新たな目標がとん挫するような可能性のある選択は絶対に避けてほしいと思います。

これからアメリカで看護師になりたいという目標を叶えるためにも、ぜひ留学の準備や手続きには時間をかけ、正しい情報を見極めて進めてほしいです。あなたの真剣な思いには、私も真剣に臨みます。応援しています!