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コラム Column

アメリカで看護師になろう!

アメリカ看護

日米の看護師を比較して

前回のコラムです!!

https://www.americakango.com/testimonials/megumi-2022

 

少しずつ気候も暖かくなり、過ごしやすい日が増えてきましたね。年中温暖な気候と言われているLAでも冬の朝は1桁の気温で寒かった為、寒がりの私としては、ロングのダウンコートが必要であった程ですので暖かくなるのが待ち遠しかったのを思い出します。

さて、今回の私の体験談のお題は、“トラベルナース”にいたしましょう。

 

とは言いましても、私がアメリカでトラベルナースとしての経験はないのですが、日本でも最近ドラマにもなりました、“ザ・トラベルナース”でご存じの方も多いかと思います。

 

日本でいうところの“応援ナース”のことで、そのドラマの主人公はアメリカでトラベルナースをしていた日本人です。(私としては、主人公よりもナースを演じる中井貴一のファンでしたが。(笑))興味を持った方も多いかもしれませんね。私もその一人です。

 

かつてアメリカ連続ドラマで人気を博した“ER”を観て、救命救急に興味をもった日本の医療者が増えたと言われるように、現代では、“国際ナース”に焦点が当たるようになっているのは否めません。

 

なぜか??なぜなら、そのメリットは大きいからです。

 

私のように、大昔に看護専門学校卒業であっても、その単位を利用し、アメリカで学士(BSN)を取得できたことで、“国際ナース”へのチャンスに近づくこともできます。

 

もちろん、NCLEX-RNには合格する必要はありますが、きちんと学べば、またしっかり暗記を徹底すれば、合格可能です。その後、アメリカでナースとして働けるチャンスに近づくことができます。

 

アメリカのナースの年収は、$70,000(約750万円)です。州により時給に差が出ますが、人気のCA州では、平均年収$124,000(時給$59.62)と言われています。キャリアアップする程に、お給料は増えるようですね。

 

そして、トラベルナースの最高「週収」はなんと、$4000です!!1週間分で、日本のナースの1か月分弱のお給料ですね。これはすごい。あるトラベルナースのYOUTUBERが明かしている「月収」は、$19,600というのでびっくりです。もはや、ナースプラクティショナーの年収も優に超えます。

 

ただ、3年間の病棟経験を積むまでは、トラベルナースとしての職探しにも苦労するとの情報もありますので、技量を買われるまでの下積みは必須となるでしょう。努力する価値ありそうですね。

では、その他のトラベルナースのメリットとは、場所や時間を自分で自由に選べることや、その先々で観光を楽しめる事です。

 

そして敢えてデメリットも挙げておきましょう。それは、自由の見返りとしての不安定さと、職場が変わる度にエージェントと雇用先とのやり取りをしなければいけない煩わしさ、だそうです。

私の意見では、色んな場所や人との出逢いを楽しめる方にとっては、打ってつけのワークスタイルであると思います。

 

アメリカ看護に興味をお持ちの皆様、アメリカでナースをすることのモチベーションの一つが増えたのではないでしょうか。私は、増えました。(笑)

アメリカにおいても、ナース不足は深刻であるようです。

2030年までに120万人の新人RNが必要になると言われています。

皆様、私と共にその一人になりませんか。

 

☆最後に☆

看護師って素晴らしい!!

人生の可能性を広げてくれるから。

 

皆様、ではまた次の体験談でお会いしましょう。(^^)/

写真は、大阪市阿倍野区にある、あべのハルカスです。