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コラム Column

たかがハワイされどハワイ

LosAngeles Town 緑川寿美子

LosAngeles Town 緑川寿美子

カテゴリー:文化・生活・ホビー

アロハとマハロ

ハワイは、太平洋を星を便りにカヌーで渡ってきたポリネシア人たちが、自分たちの伝統を守り生活をしてきましたが、1778年ジェームスクックが発見して以降近代化し、1959年にアメリカ合衆国50番州の中で最後に州となりました。
ハワイでの現在の公用語は英語で、ハワイ先住民のポリネシア人達が歴史の中で培ってきたハワイ語は公用語としては使用されていませんが、今も単語、地名にハワイの言葉は使われています。

ハワイ語の中で一番有名な、アロハ!ハワイで最初に耳にするこの言葉にはいろいろな意味がこめられています。
愛、歓迎、誇り、こんにちは、ありがとう、さようなら・・・
alo は〜の前、ha は呼吸する、魂の意味があり、Aloha は、直訳すると〜の前で呼吸するという意味になります。
ハワイでの生活の中で、Alohaを一度も口にしない、耳にしない、メールしない、テキストしない日はないといっても過言ではありません。
呼吸することとほぼ同じ位置づけなんですね。

マハロ! これはありがとう!の意味です。
maは 〜の中、ha は呼吸する, alo は 〜の前 の3つの意味が合わさり、魂の中にいるという意味になりありがとうという意味で使われているそうです。
LAの知り合いに「これは、ハワイのおまじないの言葉なの?」と聞かれた時は笑いましたが、これも一理あります。
ありがとうと言われて、喧嘩になることは普通ありませんものね。

私がハワイにいた頃、公用メールの最後は Mahalo Nui Loa !でしめていました。
ありがとうの最も丁寧な言い方ですが、個人的にこの言葉の柔らかい響きが大好きで、今でもハワイ関係者には使用中です。


では、皆さん
Mahalo Nui Loa !