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コラム Column

走るセールスマン 〜2015 LAマラソン〜

Takenori Koyama

Takenori Koyama

カテゴリー:スポーツ

走るセールスマン 〜2015 LAマラソン〜 Vol.6

3月15日のマラソン本番を目の前にして、LAマラソンから注意のメールが次々と届いています。
出場される方は既にご存知かもしれませんが、当日の予報では気温が30度近くまで上がるようで、朝の涼しい内に走った方が良いという判断で、スタートを30分早めて6:55AMに変更をした程です。 必ず帽子を着用、長ズボンは危険、コットンではなくドライの生地を、走るペースはいつもより遅めになど、メールの内容を見ているだけでどれだけ暑くなってしまうのか不安にさえなります。
確か10年程前も30度を超えたレース日があり、冗談抜きでバタバタとランナーが倒れていきました。 特に昔警察や消防士だった体力自慢の人たちが、仕事を辞めて体力が落ちた上に、ハンバーガーピザを食べ続け、血液がドロドロの状態で走ると危険極まりなく、あえなく棄権する人もいました。 毎年、救急車で運ばれて、命を落とす方がいるのも事実です。

日本人の方々は酷い肥満もなく、野菜や魚を食べる人が’多いので、比較的安全かと思いますが、今回は気温が何よりもネックになりそうです。気温を甘く見ると日射病や熱中症になり、完走どころじゃありませんね。 きちんと帽子を被って、日焼け止めを塗る。特に走る進行方向からして左斜め後ろから陽が当たるので、首には真っ白になるくらいこれでもかと日焼け止めを塗り、少しでも日陰を走る事。あとは給水所では必ず水をいくつももらい、飲んだり、頭からかぶったり、手足を冷やしてください。これをしっかりとするとしないのでは大違いです。あと見逃しやすいのが塩分。 汗を書くと塩分が足りなくなりフラフラになります。塩を持って走りながら食べても良いですが、塩のタブレットがサプリメントコーナーにありますので、買って持っておくといでしょう。そしてエネルギー源のシュガー、カフェインも必要です。 初めての方はいつどのタイミングで補給したら良いか分からないかもしれませんが、のどが渇いた、お腹が空いたと思った時点で補給しても手遅れですので、こまめに補給することを心がけましょう。必要以上に恐れることはありませんが、体を壊すことなく、マラソンを素晴らしい思い出にするためにも、決して甘くみず、万全の準備で臨んで下さい。

皆さんが、あの感激的なゴールの瞬間を手にできますよう、スタッフ一同心から応援しています。私もがんばります.

See you soon !

*写真はイメージ画像です

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