Los Angeles Town

言わずと知れた大人気の銘柄、獺祭。こちらは山口県の旭酒造生産。日本国内では中々手に入りにくいお酒とも言われ注文しても数ヶ月待つこともあるのだとか。阿部首相がオバマ大統領に獺祭をプレゼントしたことからも知られる日本を代表する日本酒でしょう。また、旭酒造は様々な新たな取り組みを取ることでも有名で、早くから海外進出にも舵を切り、アメリカのレストランで酒が飲める機会を増やした立役者とも言える、先駆け的存在としても知られています。アメリカは勿論、食の都フランスでも受け入れられている、日本が誇る日本酒です。 残念ながら公式ページ情報ではサンディエゴエリアでこのお酒を味わえるレストランや店舗情報は今のところまだありませんが、ロサンゼルスでは多数の店舗が取扱いをしています。日本では中々出会えないとも言われるお酒、以下のお近くに立ち寄られる際には探してみてください。意外と出会えるかもしれませんよ。

福井県鯖江市に蔵を構える加藤吉平商店さんの日本酒銘柄、梵(ぼん)。英語名はBORN、創造を意味する名が付けられ、日本は勿論アメリカでも、世界で名高い名酒です。機械に頼らない伝統を重んじ手作りされ、長期氷温熟成された至極のお酒は、数々の賞を受賞し、2016年アメリカはテキサスで開かれたインターナショナルワインアワードでグランプリを獲得すると言う人気ぶり。 政府専用機の機内酒にも指定され、海外の首脳や賓客をもてなす席にも使われ、クリントン大統領にも振舞われたことがある、日本を代表する名品です。取り扱い店舗などの詳細情報は公表されていませんが、お店で見つけたら是非オーダーしてみてください。また、以下にご紹介するTrue Sakeさんでの取り扱いがあります

大正から続く伝統ある酒蔵、塩川酒造株式会社が提供する、海外向けの日本酒ブランド、その名もCowboy Yamahai。一瞬アメリカの酒蔵が作ったお酒なのかと思うほど海外向けのパッケージが印象的です。このお酒は"肉に合う日本酒"としてステーキレストラン等の日本食料理屋以外でも受け入れられ、アメリカを始め世界各地の賞を獲得する等注目される新・日本酒です。一般的な日本酒に比べ、酸味が非常にどっしりと感じられる一品になっており、口中の肉の脂分をすっきりと洗い流します。勿論フルーティな旨味もしっかりと凝縮されています。アメリカにいるならば是非ステーキなどの肉料理と共にこちらのお酒を試してみてください。アメリカでの流通も多いことからも他に比べて少しお手頃価格で手に入る機会が多いはずです。以下ご紹介するSake Trueさんでも取り扱いがあります。(2016年12月現在)

その始まりは1858年安政時代に遡る非常に長い歴史を持つ酒蔵、長野県の黒澤酒造が製造する日本酒。全米で高評価を得ている純米大吟醸です。お米の甘さをしっかりと感じられる厳冬期に醸して出来上がった作品。ニューヨークやロサンゼルスでの日本酒イベント等で多く取上げられ、世界ワインコンテストでも金賞受賞歴が多数と、世界で受け入れられ人気を博している日本酒です。以下ご紹介するサイトでも黒澤の取り扱いを確認頂けます。(2017年2月現在)

宮城県の４つの蔵元がひとつになり1973年に誕生した一ノ蔵山の作品。
従来多くの蔵元は製造特化しているのに比べ、伝統を重んじた製造を行われながら、製造から販売までのビジネスを一ノ蔵で担う、一ノ蔵第六次産業という仕組みを提唱・実践されています。辛口のすっきりとした味わいの日本酒です。

余談として、アメリカでは見かけにくいかと思いますが、一ノ蔵さんの別ブランド、"すず音"というシャンパン風日本酒も日本の女性人気です。プレゼントとして喜ばれます。

アメリカでも日本酒・SAKEが人気となってきており、ついにアメリカ産のものも流通し始めました！やはり日本では飲めない日本酒ですので、折角アメリカにいるのですから、一度試してみてはいかがでしょうか？日本への変わったお土産としても面白いかもしれませんね。

SakéOneとうい蔵本は、正真正銘アメリカ資本の日本酒製造会社です。アメリカ人所有、杜氏もアメリカ人ですが、最初は青森県の桃川という地酒屋との合弁でスタートしたという日本とも繋がりが深い会社です。SakéOneでの人気ブランドはMOMOKAWA（モモカワ）でしょう。アメリカ人が好む味を追求して作られており、繊細な日本酒･･･というより、様々なフレーバーのついた酒、ワインのようにして香りを楽しむような、新しい日本酒の楽しみ方を体感できるお酒が販売されています。