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暮らし・生活 | 不動産の購入

不動産の購入

物件選び

まず、住みたい地区を決めましょう。物件選びをする点でのポイントは周辺の環境です。周囲を車で走るなどして、自分の目でじっくり確かめましょう。何分以内の通勤・通学を希望するのか、治安はどうか、教育レベルの高さなども考えましょう。次に物件自体をチェックしましょう。家の広さ、部屋数、庭の広さ、ガレージの大きさ、将来売却しやすい状態かどうかなどが重要な条件として挙げられます。また物件の種類は一軒家、タウンハウス、コンドミニアムに分けられます。一軒家は自由に改装できるのに比べて、タウンハウスやコンドミニアムは入居者の共同組合のようなものがあるので制限があります。しかしプール、ジャグジー、スポーツジムなどの共同で利用する設備が充実している利点があります。

購入のステップ

  1. 不動産を紹介してくれ、売り手側と交渉してくれるエージェントを探しましょう。そして、急いで決めずに多数をじっくり比較しましょう。

  2. 気に入った場合、良いローン会社を選びます。理想的なのはただローンを組むのではなく、日本の所得や預金などの情報も考慮に入れ決められた期間内にローンを組める会社です。

  3. 書面で売り手のエージェントに買いたいという意志を伝えます。この書面では、提示する購入価格、毎月の支払額、支払期間などの条件を明記し、銀行のローンオフィサーがローンの額を保証するという署名をしたプリアプルーバルレターを添えて提出します。これでエージェントが正式に交渉を始めることができるようになります。ここで重要なのは、ホームインスペクションをオファーの条件として提出することです。ホームインスペクションとは家の屋根の状態、電気の配線など専門的な知識を必要とする部分についてプロにチェックしてもらうことです。もし問題があれば、エージェントが売り手と話し合い、どちらがどのように修理をするのか話し合うことになります。このインスペクションは買い手の権利の1つです。

  4. エージェントが、売買契約書に記入し、売り手側との交渉を始めます。

  5. 最終的に双方が合意し、売買が成立したら、2の書類と共に、買い手が売り手に支払う手付金がエスクロー(独立した中立の第三者)に提出され、そこで保管されます。手付金は、証拠金、保証金とも呼ばれ、不動産購入者が、誠意の証拠として支払う頭金のことです。この手付け金の金額としては、家の価格の1%〜3%ほどになるのが通常です。金額が高ければ高いほど、その家を買いたいという誠意が売り手に伝わり、交渉も有利になってくる可能性が高くなります。また、勝手にキャンセルをされたりしないよう、双方の保証のためのもので、取り引きの最終段階に購入価格の一部にあてられます。

  6. エスクローは売買を完了させるまで必要書類の受け渡しや新捗管理をし、代金と登記の交換引渡しなどを行います。これと同時に、郡に名義変更(譲渡手続き)を提出すれば、すべて完了です。これをクロージングといいます。

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