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暮らし・生活 | 車の購入方法

車の購入方法

カリフォルニアは車社会。ところが、車を持ちたいけどどうしていいかわからないという人は多いはず。特に、個人売買の盛んなアメリカで中古車を探すのは一苦労です。そこで、アメリカでの中古車を購入してからその車を乗れるようになるまでのプロセスを簡単にまとめてみました。

まずは車選び

中古車選びは一にも二にも「足」です。数多くの車を実際に見て回り、自分の最も気に入る車を探し出しましょう。中古車を購入する先としては、中古車ディーラーと個人売買の二種類がありますが、いずれの場合もその車の状態を見極めることが不可欠です。外傷があるか、車内のエアコンやパワーウィンドウなどの電気系統は全て機能するか、エンジンやトランスミッションなどに欠陥はないかを必ず確認してください。外傷や電気系統のチェックはまだしも、エンジン系統のチェックは素人には難しいもの。そこで、購入前の車を車の修理工場に持ち込んでチェックをするのも一つの方法ですし、車に詳しい友人や知人が周りにいればその人にチェックをお願いするのも手です。事故車には絶対に手を出さない事をお勧めします。

自分が見ている車が高いのか安いのかわからないという場合は、Kelley Blue Book というウェブサイトで一般的な値段を調べる事が出来ます。これを基準に、車の状態を考慮して値段の交渉に当たります。自分の気に入った車に不具合が見つかった場合、車の値段からその修理代を引いてもらうといった交渉も必要になってきます。

また、中古車ディーラーで購入する際には、購入後数ヶ月中に生じた不具合に対する保障をつけてもらうとより安心です。

車の登録

購入した車を実際に公道で運転する為にはカリフォルニア州に車両の登録をする必要があります。その手続きはDMV(Department of Motor Vehicle)で行います。

  1. Certificate of Title 車の購入の際には、前の持ち主からこの「Certificate of Title」を必ず受け取ります。車の所有権を証明するこの書類がないと、車の登録も売却もできません。それと同時に、レジストレーションカードも受け取りましょう。

  2. スモッグチェック 排ガス規制の厳しいカリフォルニア州では、車両が排出するスモッグの値がある基準以下に抑えられている事を証明する為に、車の登録の際には必ずスモッグチェックを受けなければなりません。しかし、車を売る側が売却に先立ってスモッグチェックを行いその90日以内に売買が成立した場合、新たにスモッグチェックを行う必要はありません。購入に先立って、スモッグチェックが行われているかどうかも確認しましょう。万一スモッグチェックに引っかかってしまった場合、その修理代で何百ドルかかる事もあります。

  3. 保険の購入 車の登録の際には、その車両が保険に加入している事を証明しなければなりません。州法で定められているのはLiabilityと呼ばれる日本での自賠責保険に当たるものです。保険は対人1人1万5千ドル以上、対物5千ドル以上のものが最低条件になります。しかし、事故の多いこのカリフォルニア州では自分の医療費をカバーするMedical Expenseや自分の車両の損害をカバーしてくれるPhysical Damageの保険もつける事をお勧めします。

  4. DMVへ Certificate of Title、スモッグチェックの証明書、保険加入証明書を持ってDMVへ登録に行きます。必要書類を記入し、簡単な車体チェックを受け、登録料を支払って完了です。

ロサンゼルスタウンにも車販売ページがあります。是非ご参考ください。

上手な車購入の5のポイント
  1. 友人、知人その他の人達に聞いて信頼出来るディーラーを最初に探すこと。
  2. 特に予算のない方は個人ディールの車をさけディーラーから良く点検されたものを買うこと。
  3. 沢山の車を見てしまうと、迷ってしまい判断を誤ってしまう事が多いので、自分の予算と欲しい車のメーカー、車種、モデル等あらかじめ自分の希望を持って相談に乗ってもらうこと。
  4. マイル数や内装、外観、カラー等だけで車を選ぶのは危険なので、ディーラーの方に過去にどのような経路で車が入って来たか、又どのような修理、点検をしたのか聞いてみる。それを本当に答えてもらい資料等も持っていれば、その車は   信頼出来る車として判断してよいでしょう。
  5. 車購入前にメカニック又は車の点検をする専門の人等に一緒に来てもらい、テストドライブも含めて諸点検をしてもらう又は近くの工場にもって行き点検後に購入する。

このような点を考慮して車選び、購入をされると良いでしょう。

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